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2025/11/07
#スタッフブログ
大谷資料館
みなさんこんにちは、チカヤマです。
短い秋を通り越して、なんとなく冬の雰囲気も漂ってきましたね。
先日、餃子を食べに宇都宮に行ってきたのですが、そのついでに寄った大谷資料館が想像以上にすごかったのでご紹介します。
大谷石(おおやいし)って聞いたことあるでしょうか。昔はお庭の塀によく使われていて、いまでも街中によくみかけると思います。

かつての帝国ホテルでフランク・ロイド・ライトが採用したことで有名です。

最近のモダンなデザインにもよく合うので、門柱や飛び石などでも使われています。

大谷石というだけあって、宇都宮市の大谷という町で採掘される石です。
その採掘場が資料館になっていて、公開されているのですが、まるで古代遺跡を思わせるような場所なのです。

外の様子。この岩が全部大谷石です。

それが削り取られてこんな感じになっています。

この山の下に、かつての地下採掘場があって、中に入れるようになっています。

中に入る階段です。そとはまだ暑かったのですが、急に温度が下がります。

中に入ると、高さ10m以上ありそうな空間です。
石を切り出した跡が、古代の象形文字のようにも見えますね。
ステージのようになっているので、数多の有名ミュージシャンがMVを撮影したり映画のロケ地にもなっているようです。

外からの光が差し込んで、まるで神殿のようにも見えます。
1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年をかけて、 出来た巨大な地下空間とのこと。まだ今のような重機が無い時代から、これだけのものが出来たのが驚きです。
ご興味のある方はぜひ、一度行ってみてください!